自分の色(カラー)を持とう 【3】-失敗しない2つのストーリー
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以前こんなエントリーを書いていました。

少し前の事になりますが 『勝ち馬に乗る! 』ーやりたいことより稼げることー(アイ・ライズ/ジャック・トラウト著)という本を読みました。著者は『 マーケティング22の法則』でも知られる著明な戦略家のおふたりですが「宣伝の馬・・10倍」と言うカテゴリーに、現場に携わるデザイナーとして、非常に印象的な一文がありました。

”宣伝の量は問題ではない。
大事なのは、鮮烈な印象を残す、明るい物語をつくる事だ。”(勝ち馬に乗る! )より


「ほとんど失敗しない、ふたつのストーリー」という展開で、『重力感を可視化したビジュアル戦略』を紹介しているのですが本当に偶然、たまたまなんですが、あるお二人のブロガーの方が、まさにこのふたつのストーリーのひとずづつを使って、ブログデザインのリニューアルをされていたのです。



ほとんど失敗しない、ふたつのストーリー

「鮮烈な印象」と「明るい物語」が原作でどのような英語だったのか非常に興味深いところでありますが日本語でも「明るい」は「外はまだ明るい」などの意味と「見通しが明るい」等の意味がありますね。

いつもUJI PUBLICITYが提供している、ほとんど失敗のない「明るいストーリー」を、今回はふたつほどご紹介します。どちらにしても、人は『明るい物語』に心動かされてしまうようです。

失敗しない『明るい物語』-Aタイプ
「明るい光(未来)を感じ、可能性(新しい提案)を受け入れ、(パートナーとして)共に歩むサクセスストーリー」

失敗しない『明るい物語』Bタイプ
「真理の森の中で、希望の光を見い出し、気づきと叡智を与えてくれるストーリー」

『重力を感じる』(使えるデザインセミナー2007年のエントリーより)



ちなみに、今日、デザインリニューアルの記事を書かれた、「鹿田尚樹の読むが価値」のデザインはこんな感じ
「明るい光(未来)を感じ、可能性(新しい提案)を受け入れ、(パートナーとして)共に歩むサクセスストーリー」
って感じがしませんか?

ご本人も『共感』というテーマを良く仰っていますよね。あと、よく私もご本人に直接お伝えしているのですが、なんか、鹿田さんがこう、がむしゃらに暴れる姿にたまらなく共感を覚える訳ですよ。悲しいかな、もう、暴れられない、もう「歳」だからかなのか、昔を懐かしんでしまうのか....。あ、ちなみに、実際には昔もたいして暴れていませんが(笑)。

「私が暴れられない分も、思う存分暴れてくださーい!!」みたいな、エールを送りたくなったりする訳です(笑)。いや、全く、自分勝手な感想ですが、たぶんそういう読者は多いいんじゃないかしら。




でもって、大御所の登場。




どーん、こちらの方です。




同じく、本日ブログデザインリニューアルの記事を書いて下さった、
「俺と100冊の成功本」の聖幸さんのデザイン
「真理の森の中で、希望の光を見い出し、気づきと叡智を与えてくれるストーリー」

なんですよね、これがまさにきたっーて感じじゃないですか。エントリー中にこうも書いていらっしゃいます。

指輪物語や、それをモチーフにしたRPGのように、冒険して途中で色々アイテム見つけたり、仲間と会って、成長していく感じです。ラスボスが誰かはよくわかりませんが。どこかに、聖剣とか聖なる指輪があると思って冒険してるんですね。


『重力を感じる』(使えるデザインセミナー2007年のエントリー)では、まさに、「ロード・オフ・ザ・リング」や「スターウォ−ズ」なんかで、主人公が深い森に迷って、一筋の光がさしたしたところで「賢者」に出会う、そういう劇的なシーンというのを想定していましたが、選ばれたテーマソングがちょっとそんな雰囲気に近いです。



まるで、予言してたみたい!

あと、「石の論文」のお話も印象的でしたね。

しかし、今ふりかえってみれば、その辺に転がっている石一個から分厚いレポートや論文を書いていたわけだから、俺ってすごいじゃんと。ある種、文豪じゃね?

「石を見て、さわって、つぶして、擦って文章を書いてください。ただし、主観はまじえずに学術的根拠をもって」なんて言われて、文章を書いていた人はそう多くないだろう。


なんというか、今、目の前にある「事象」を噛み砕いて、再分解したり、俯瞰したり、総論をまとめられたりされている今の書評ブログのスタイルと、石の話は非常にしっくりきたというか、まさにクロスオーバーしているのではないかなぁと思いました。


自分が成功することよりは成功法則が存在するかどうかの方が、より気になります。


とも書いていらっしゃいますから、読書という森で、「真理と叡智」を探す旅人(?)なのかも知れませんね。


それと、東北って、私自身、ちょっと物語りチックなイメージを持っている場所でもあります。

あきらかに人間のものではない小さな足跡。たどっていけば、セロ弾きのゴーシュに会えそうな、そんな不思議な空がこのあたりにはあります。
オレンジ色の三日月、絵本のような雪山、、、秋に葉を落としたブナの木は雪化粧して物語の国へいざないます。(UJITOMOブログより)


私自身、時々、東北には旅行もしているんですよね。銀河高原って感じのところ、本当にありますよねー。


いずれにせよ、今回のお二人、まさに「トンマナ(トーンアンドマナー)」はバッチリなのではないでしょうか。
もちろん、評価はこれからにかかってくるとは思いますが、私自身は以前のデザインよりずっと「つよみ」も「らしさ」も表現しているものに進化していっていると思いました。


まぁ、たしかにタイトルバナーの文字の読みやすさとか、AMNバナーとのマージンとかは(気になると言えばかなり気になる。けれども)、、まさにここからなわけで、写真のトリミングやトーンカーブの補正やシャドーをちょっと乗算で重ねたりとか・・・、いろいろなテクニックで何とでもなります。



今日は、お二人がご自身の手で「正解のトンマナ」を見つけられた事が非常にうれしく・・・



しかもずっと以前に書いた記事にビッタしリンクしていたというおまけつき。
なんだかちょっと、ゾクゾクしてしまいました。



一番大切なのは、考えて、そしてアウトプットする事

可視化の効果にはいくつかパターンがありますが、最も代表的で効果的が期待できる主なものは、補完(足りないものを補う)、共感(好意を持って、同意できる)、誇張(極端にする事で分かりやすく目立たせる)などがあります。(個人BLOGも「戦略的デザインカスタマイズ」のススメ - ウジ トモコ - コラム [All About プロファイル]より)


まぁ、いっつもいっつも、可視化する事の意義を明確にしましょうとか言っている訳ですが、もともと優秀な方々が実際に、デザインやアウトプットという体験をされ、見事にご自分のモノにしていく姿を間近で見るのは、本当に感慨深いです。いいエンジンにターボのパワーをかけるようなもんですからね、

ブログデザイン勉強会の時も、最初に一ヌケしたいしたにまさきさんのプレゼンシートを見たとき、猛烈に感動したことや、コグレさんの悩みながら突き抜けていく姿を思い出しました。

実際のところ、私たちが毎日やっている事というのは実はもの凄く地味で地道な事(文字をビミョウに修正したり、何度も画像を差し替えたり、とかそんな事)も多かったりするのですが、こうやって小さなひとつ一つの事が繋がっていく瞬間に出逢えたりすると、凄く感動するわけです。本当にいつも、この仕事をやってて(地味な事も含めて)良かったなぁとつくづく思います。



本当にいろいろな事が、繋がりに繋がっていくんです。






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では、もし、迷われたら、想像してみてください。
あなたは、だれかにプレゼントを配っています。

もしも、あなたが魔法の靴をはいていて、背中に羽が生えていて、空からその贈り物を配っているとします。

そうしたら、今回はやはり『明るい物語』のパターンA
「明るい光(未来)を感じ、可能性(新しい提案)を受け入れ、
(パートナーとして)共に歩むサクセスストーリー」
をお薦めしたいと思います。

あなたは今、自由に軽やかでいたいのです。


そしてもし、森の中で(ヨーダみたいに?)だれかにとてつもなく大切なものを授けているのだとします。

だとしたら、今回は『明るい物語』のパターンB
「真理の森の中で、希望の光を見い出し、気づきと叡智を与えてくれるストーリー」でいってみませんか?


なぜなら、あなたは今、自分の使命と重みを感じているからです。


ウエブでも、紙媒体でも共通だと思いますが誌面のなかの「重力」を感じたり、あらかじめ誌面がメッセージする「重さ」を計算して、ターゲットを狙うのという事はとても効果的なやり方です。

なぜなら「デザインの好き嫌い」は千差万別ですが「重い」とか「軽い」とかそういう視覚的な印象は、ほとんどの人に共通の感覚なのです。(重力を感じる:使えるデザインセミナーより) 






by ujipublicity | 2009-09-24 21:48 | ブログデザイン | Trackback | Comments(1)
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Commented by 鹿田尚樹 at 2009-09-26 11:01 x
大々的にありがとうございます!
ウジさんの「シカマケ」を読んでから、約1年。
ちゃんと実践した結果がだんだんと出始めました!

鬼コーチ(笑)のおかげさまです!
これからもまたちょこちょこと、カスタマイズに手をかけていきたいと思います!
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もちろん、書籍を読んだからと言って突然アートディレクターにはなれないでしょう。
アートディレクターになるには、論理や思考の他にデザインの実務経験やチームでの現場体験が必要です。

ですが、読書をして「疑似体験」をしたり、未知のハウツーを知る事には大きな価値があるのではないでしょうか。

たとえばですが、私が女優やミスユニバースのダイエット本を読んで同じようになれるかと言えばそれは無理な話です。
そもそも違う人間だし、状況が違うから。

ですが、そう言った人たちが何をどのように努力したり、何を習慣として実行しているかという事を知識として知り、努力したり、改善に向けて何か実行すればそれは大きな一歩です。

アートディレクターではない人が(もちろんデザイナーも含めて)プロ(のアートディレクター)は何をやっているのかを、活字と図解(図版)で体験していただき、ぜひお仕事の参考にして頂けたら幸いです。




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