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森の中のおそば屋さんが「窯元」だったお話 (天翔そば)#福島美味 #会津下郷
トンネルを抜けて、森や沼をめぐり、「天翔そば」というおそば屋さんに連れて行っていただきました。

デザインやブランディングのお手伝いをしております「福島美味プロジェクト」の取材&会津下郷ブロガーツアーの一環です。
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そしてこちらは、おそば屋さんなのですがなんと「下郷十文字焼天翔窯 窯元(かまもと)」でもあるんです。「窯元」ってみなさんご存知でしょうか。

陶磁器の窯を持っている製造メーカーさんのことですよね。私の両親のお仲人さんは陶芸作家の先生だったので、ものごごろついた頃〜小学生くらいまで、平塚にある窯元にはよく連れて行ってもらったことを思い出しました。

おそばを待つ間に、お仕事場をちょろっと見学させていただきました。
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上は灯油釜?でしょうか。下は薪釜?ちゃんと聞いてこなかったので、もし、次に伺う機会があったらきちんと聞いてこようと思います。雑然としてますけど、なんかかっこいい。

粘土をこねて、乾燥させて、素焼きにして、上薬りを塗ってまた焼いて...手間はかかりますがすごく愉しいです。残念ながら、大人になってからは陶芸そのものにご縁がありませんが・・・。

子供心に強烈に覚えているのは、両親の仲人だった釜元さんで、薪釜から電気釜に変えたところ「呉須(ごす)という上薬りの鮮やかな蒼い色がさっぱり出なくなった」という事件です。何せ子供ですから細かい事はわかっていませんでしたが「電気釜」を絶対に許せない、憎いやつなんだと信じていました。

(たぶん、まったくの誤解だと思います、ごめんなさい。)

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こちらのご主人がこちらの窯で焼いた器をそば屋さんの中で売っています。使いやすそうな、日常的な食器が多く飾られていました。

(あんまり高くないけど、このお値段でいいのかしら。。。)
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そうこうしているうちにお野菜の天ぷらがきました。右の紫蘇っぽいのはこちらの名産の荏胡麻(えごま)。こちらでは「じゅうねん」ともいわれています。

荏胡麻の種子からとった荏胡麻オイルはオメガ3(αリノレン酸)を豊富に含むためセレブやダイエッターにも大人気ですね。手前が金時草。これがしっかりとした野性味溢れる深い味。自然の恵みを頂いているという気持ちになり、とても満足。
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おそばの横にちょこんとなめこおろしがついてきます。なめこがけっこうワイルド!
ちなみに、この時は、ツアー一行で、同じメニューとおそばを頼んでいるのですが・・・・
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みんな器が違うんです。なんだか楽しいですね。
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おそばは、そば粉が十に、つなぎが一の“十一そば”ということでしたが、都内などで食する同じスペックのものより、いっそうワイルドな感じがしました。器の効果もあるのかもしれません。

(ちまたの本によると、人間の感覚は視覚的なものからいろいろと錯覚を呼び起こすそうですから・・・)
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私たちが訪ねた時は、ちょうど、こちら、猿楽台はそばの花が満開を迎えていました。なんという清々しい。心癒される風景でしょう。



いつまでもぼんやりとしていたいような、脱力感の逆というか、身体がふわっと軽くなるようなやさしい空気があたり一面を包んでいました。



(あ、そろそろ新そばの季節かな。)




お蕎屋さんで窯元さんである「天翔そば」すごく素敵なところでおススメしたいのですが、ついうっかりというか、お店のエントランスの写真なんかを撮影し損ねてしまいました。


が、同行されていたブロガーさんの記事中にしっかりありましたので、ご興味を持たれた方は、ぜひそちらもどうぞ。メニューや地図なども詳しく書かれています。



[N]「天翔そば(会津下郷)」森の中の隠れ家そば屋で懐かしい味の蕎麦に涙した #福島美味 #会津下郷|
http://netafull.net/fukushima/047945.html

見逃してはいけない、森のなかの看板のない蕎麦屋「天翔そば」 #福島美味 #会津下郷 | ライフ×メモ
http://lifememo.jp/trip/aizu-shimogo4/

福島の「会津下郷」、都心から近くて温泉・お蕎麦・紅葉ありで1泊旅行にぴったりだと思う: Blog @narumi



【編集後記】

今回は、ロゴやパッケージデザインのお仕事と情報誌の取材を兼ねて「下郷周辺の自然や文化、名所を知る」ツアーに同行させていただきましたが、地域ブランディングの場合、一製造メーカーだけではリーチできないスケール感をそのマスターブランド、すなわち「地域(ブランド)」に光をあてる事で得る事が可能になります。

この取材ツアーのようなフィールドワークも含め、デザインリサーチ、エクスペリエンスデザインといった私の専門分野の周辺と、専門であるブランディングや視覚マーケティングのつなぎ目を新刊『視覚マーケティング戦略』では、しっかり書いたつもりです。「シェアしたくなるPRやデザインのコツ」なども書いていますので、デザインディレクターの方のみならず広報の方もぜひどうぞ。

まだ、発売の二日めなので少ししか回れていませんが、都内大型書店のマーケティング新刊のコーナーではきちんと目立つ場所においていただいていました。(ありがとうございます。)

いつものことですが、執筆の佳境と仕事の繁忙期って重なってしまいまして、バタバタとしてしまいご迷惑が及んだ方、本当に申しわけありません。(倍以上にして必ずきちんとお返ししたいと思います!)発売前から注目していただいた方もありがとうございます。

ぜひ、多くの方に手にとっていただければ幸いです。






by ujipublicity | 2014-09-28 07:30 | ブランド構築とアイデンティティ