使える「デザインセミナー」
ujipub.exblog.jp
ブログトップ | ログイン
キービジュアルのつくられ方

このブログは「BLOG RANKING」に参加しています。応援のクリックを宜しくお願いします☆


さて、私の小さなデザイン事務所で最近、特に増えつづけているリクエストの一つに「会社の顔づくり」があると思います。

一言で「会社の顔づくり」と言っても要望は実に様々ですが、「コンセプトを形にする」あるいは「企業理念を可視化する」にはどうしたらいいのかというご質問を実際によく受けますので、今回は事例を織りまぜながらご説明していきますね。


1.ロゴとキーカラーがすでにある

e0103695_17463756.jpg

これは、東京都内でフランチャイズ展開をしているデザインと印刷を一括で受注してくれる「デザインラボ」さんのWEBページです。>>http://www.designlabo-id.com/

SHOPもすでに展開していましたし、きちんとしたSI(ショップアイデンティテイ)が制定されていましたので、 私はそういった「デザインの資産」は、なるべく活用したほうがよいと思っています。
やっている事はいたってシンプル。他要素をなるべく排除し、『デザインの資産活用』すなわちキーカラーの赤、ロゴタイプを印象的に見せています。

実際のページには、FLASHを使ってロゴタイプがモーションする仕様になっていますがこのWEBページを作った時すでにお店をご存じの方なども、「すでに知っている価値」に「何か、かっこいいじゃん!」+「やる気がある企業かな」+「センスいい?」などの『新しい価値』『心が感じとって』くれたようで、大変に好評でした。

もちろん、検索等で初めてこのページを見ていただいた方も、デザインをオリジナルで起こしている独特の『新鮮さ』『インパクト』『感じとって』いただけたようです。

色によるメッセージは、非常に「ブレが少ない」と私自身は思っています。
もともと人間が持っている共通の感覚に近いところにアプローチする、賢いやり方ではないでしょうか。


2.すでにあるロゴタイプをリ・デザインしてキービジュアルに

e0103695_18121714.jpg

このアクアキューブさんという企業は、事業拡大のため社名も変えられてしまって今は存在していません。
しかしながら、2Dのロゴから3Dのキービジュアルへの展開は、既存イメージを踏襲しながらイメージのバージョンアップをする、非常によいテクニックだと思っているので今回ぜひ、ご紹介したいと思います。

アクアキューブさんは、当時いわゆる「受託開発」をされるシステムインテグレーターさんでした。非常に難易度の高い要望にたいして、スマートに、かつ完璧に対応していきたいという会社のビジョンをお伺いしている時に、『キューブマークの一点倒立』というイメージが思いつきました。難しい事を、普通に危な気なくやってみせる。しかも完璧に・・・。ちょっとかっこいいじゃないですか。

e0103695_21263684.jpg

会社案内等のツールには、インパクトが必要ですが、インパクトを出すには、やはり情報を整理する事が必要です。
また、『直感的に感じ取れる要素』以外にも『企業姿勢にまつわるエピソード』が入っているのは、とても思慮深いイメージがして好感がもたれるようですね。
           

3.エッセンスを「タイル化」する

e0103695_2214844.jpg

事業内容や対象となるものがたくさんあって、それを「ある世界観でくくりたい時」等に、よく使うテクニックです。
「和のポータルサイト/神技」では、pcや伝統工芸品、日本の情緒溢れる風景をタイル化する事で「新しい存在の価値」を訴求しています。

この時に注意してほしい事は、「全体を見ながら部分を見る」

デッサンや油絵を習った事のある方は、必ず一度は言われる事かもしれませんね。
つまり、「タイル」それぞれにストーリーがもちろんあるのだけれど、全体として見たときに「さらに大きなストーリー」ができあがっている、、、というような感じです。

まとめ

と、いいながら他にも可視化のテクニックはいくらでも、星の数ほど(?)もあるかもしれません。1回のブログではとてもご紹介しきれませんね(笑)。

ちなみにUJI PUBLICITYのキービジュアルなんですが、カラフルでしかもFLASHでびよびよ動いたり、伸びたり縮んだりします。

>>>www.uji-publicity.com
e0103695_2342536.jpg

『使えるデザインセミナー』も、ちょっとパステルっぽいけどカラフルである事に変わりはありません。もちろん「あるコンセプトとメッセージ」のためにやっているんです。

悲しいかな、私たち商業デザイナーに王様のエピソードはありません。
(もちろん、「先生」と呼ばれたり「カリスマ」と称されるひとにぎりの人たちはそうかもしれません。)

いいとこ「魔法使い」のようなものだと思っています。

もちろん「魔法」はとても便利ですが『本質』ではありませんし『存在』できません。使い方を間違えれば、効かないどころか大変な間違いを引き起こす可能性さえあります。

でも、もしも、どうでしょう。

あなたが、今、とても行きたいところがあって、それなのに目の前を大きな岩がふさいでいる。そんな時、目の前の岩がすっーと消えてなくなってくれたら。
あなたは、自分を待ってくれている人たちのために、またあなたしかできない事のために、全力を尽くせるとは思いませんか?

デザインにはそれが可能です。

あなたのビジネスのためにデザインを視覚戦略として使いましょう。



「このBLOG使える!」
e0103695_19215081.gif

と思ったらClickしてくださいね。

by ujipublicity | 2007-05-14 18:07 | 戦略とデザイン