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重力を感じる
少し前の事になりますが『勝ち馬に乗る!』(アイ・ライズ/ジャック・トラウト著)という本を読みました。著者は『 マーケティング22の法則』でも知られる著明な戦略家のおふたりですが「宣伝の馬・・10倍」と言うカテゴリーに、現場に携わるデザイナーとして、非常に印象的な一文がありました。

宣伝の量は問題ではない。
大事なのは、鮮烈な印象を残す、明るい物語をつくる事だ。


「いや、そうはいっても・・。露出やPVがないと・・・」と眉をしかめた方も少なくないに違いありません。では、なぜマーケティングの巨匠たちはそのように言い切ることが出来たのでしょうか。

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ほとんど失敗しない、ふたつのストーリー
「鮮烈な印象」と「明るい物語」が原作でどのような英語だったのか非常に興味深いところでありますが日本語でも「明るい」は「外はまだ明るい」などの意味と「見通しが明るい」等の意味がありますね。

いつもUJI PUBLICITYが提供している、ほとんど失敗のない「明るいストーリー」を、今回はふたつほどご紹介します。どちらにしても、人は『明るい物語』に心動かされてしまうようです。

失敗しない『明るい物語』-Aタイプ
「明るい光(未来)を感じ、可能性(新しい提案)を受け入れ、(パートナーとして)共に歩むサクセスストーリー」

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参考記事「東京総合パックの会社案内」(UJITOMOブログ)

↑以前、事務所のブログでその詳細についてはご紹介していますが発信するコンテンツをリフレッシュして、営業はもちろん人事面で効果をあげています。

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「人で創る,心でつながる株式会社アストテクロノジー」

色は、シックでおさえめですが「ふわっとした空気感」と「どこかに人のぬくもり」「すがすがしい爽やかさ」を感じるように、あらかじめ計算してデザインされています。

Aタイプのサクセスストーリーの中には、必ずといっていいほど外光のイメージ(自然光、太陽の光、インドアでない感じ)が含まれていて、ホワイトスペースもあえて多めにとっています。「開かれた人間関係やゆとりある福利厚生、将来性のある企業」というイメージを採用に向けてPRするには、まさにベストなコンセプトではないでしょうか。

実際、こちらの企業の採用は順調、事業も好調ということで、新しい企業の立ち上げに、今現在は携わらせて頂いています。限られた広告費を使う宣伝のほとんどのケースにおいて、「明るい物語」を使う事は、非常に失敗の少ない、賢い宣伝のやり方なのです。


失敗しない『明るい物語』Bタイプ
「真理の森の中で、希望の光を見い出し、気づきと叡智を与えてくれるストーリー」

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乾いた時代に、情熱で勝負する 仰星監査法人

「乾いた時代に、情熱で勝負する」ですよ。今、読んでもかっこいいコピーですね。株式公開を目指す悩める経営者に対する、なみなみならぬ決意のようなものが伝わってきます。燃える炎の中で腕組みというのもストレートですね。「よそとは違うな」というのは「見た目にも」明らかです。

さらに、このBパターンについてもう少し詳しくいうと、たとえばハリウッド映画の「ロード・オフ・ザ・リング」や「スターウォ−ズ」なんかで、主人公が深い森に迷って、一筋の光がさしたしたところで「賢者」に出会う、そういう劇的なシーンとかってありますよね。

もし、あなたがクライアントにジャッジしたりアドバイスをする事が多い「森の中の賢者」系だとしたら、流行のクリアーボタンとかがどれだけオシャレに見えても、絶対そっちに流れちゃダメです。

あなたの魅力を最大限に引き立てて、しかも効果が抜群なのは、「ひと筋の光がさす、森の中でのアドバイス」のタイプBに間違いありません。と、私だったら、おすすめするでしょう。

流行に恋してはいけない。(「勝ち馬に乗る!」より引用)


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本当のところ「物語」を決めてしまってもっともよい事というのはデザインやコピーといった表現の質に関わらず、効果や反響自体はあらかじめある程度まで予測できるという事です。(だから、マーケティングの先生方も強く主張されてるんです。)つまり、感動させられるパターンで保険をかけているから、デザインもクリエイティブも安心してさらに上のランクを狙えるという訳です。

効果も狙えて、デザインもいい。そういうクリエイティブの秘密は実はここにあったのです。

宣伝の量は問題ではない。
大事なのは、鮮烈な印象を残す、明るい物語をつくる事だ。



何だか実感出来ました?
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「じゃあ、とりあえず、自分(ウチの会社)はどっちのタイプなんだろう?」

と、首をかしげられた方も多いはず。
最近では、新しい提案やスタイルを次々と提案しながら、それでいてパートナーというよりもむしろリーダーシップをとってくれる、といった「NEW賢者」(企業)も少なくありませんよね。

では、もし、迷われたら、想像してみてください。
あなたは、だれかにプレゼントを配っています。

もしも、あなたが魔法の靴をはいていて、背中に羽が生えていて、空からその贈り物を配っているとします。

そうしたら、今回はやはり『明るい物語』のパターンA
「明るい光(未来)を感じ、可能性(新しい提案)を受け入れ、
(パートナーとして)共に歩むサクセスストーリー」
をお薦めしたいと思います。

あなたは今、自由に軽やかでいたいのです。


そしてもし、森の中で(ヨーダみたいに?)だれかにとてつもなく大切なものを授けているのだとします。

だとしたら、今回は『明るい物語』のパターンB
「真理の森の中で、希望の光を見い出し、気づきと叡智を与えてくれるストーリー」でいってみませんか?


なぜなら、あなたは今、自分の使命と重みを感じているからです。



参考資料
『勝ち馬に乗る!』(アイ・ライズ/ジャック・トラウト著)

「勤勉な人ほど成功するかといえば、そうではない」
使えるマーケティング本です。BBMでもおススメされていましたのでぜひ。

関連記事
「東京総合パックの会社案内」(UJITOMOブログ)


参考サイト
ひとで創るこころでつまがる アストテクノロジー

乾いた時代に、情熱で勝負する 仰星監査法人

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ウエブでも、紙媒体でも共通だと思いますが誌面のなかの「重力」を感じたり、あらかじめ誌面がメッセージする「重さ」を計算して、ターゲットを狙うのという事はとても効果的なやり方です。

なぜなら「デザインの好き嫌い」は千差万別ですが「重い」とか「軽い」とかそういう視覚的な印象は、ほとんどの人に共通の感覚なのです。
by ujipublicity | 2007-07-24 23:05 | 潜在意識と視覚戦略