キャラクターといえば、以前は大手イメージがとても強かったのですが、最近は小さい会社の自社製品や個人でもキャラクターを取り入れる機会が大変多くなりましたね。ツールの進化でグラフィックのソフト等がとても身近になったのも原因でしょう。
プロが作るものと違いかなりユニークなキャラクター等もあって「なるほど」と感心することも増える一方で「ああ、もったいないなぁ。」と感じる事もあります。
今日のテーマは「愛されキャラを目指せ」
キャラクターのデザインというよりはむしろ、なぜ、「そのキャラクターなのか」というディレクションの部分について過去の事例を用いてご説明したいと思います。
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1.キャラクターに機能名称を説明させる
「うま早(うまそう)過熱」のうま早ブラザーズの場合
サンプルは、以前、某家電メーカーの調理器具の新機能名称(要は新しいネーミング、ですね)の認知度アップのためにつくったキャラクターです。
「うまい(旨い)」加熱=オーブン加熱と
「早い」加熱=レンジ加熱のコンビ過熱機能の説明を
「オーブン・シェフ1号」と「レンジ・シェフ2号」を使って説明しています。
つまり、新機能を擬人化したことで
1、 ふたつの機能(オーブン+レンジ)がミックスされている
2、 それは早くて旨い(美味しい)というべネフィット
3、 「シェフ」というモチーフで本格的な料理というイメージ
という3つのポイントが、
「誰にでも説明しやすいしくみ」が完成されているのです。
家庭の主婦をはじめ、女性にもわかりやすくという企業の配慮が感じられますね。
2.キャラクターにユ−ザーの気持ちを代弁させる
「税金カエル」青色申告会
その名の通り、記帳をきちんとし、正しく納税して、かつ税金がかえって来た、うれしいなぁという青色申告会の会員数増大キャンペーン。
これは「税金安く」でなく「税金かえる」というところがミソでしょう。青色申告会という団体の律儀で誠実な姿勢をさりげなく、でもとても親しみやすくブレイクダウンしてアピールしていると思います。
共通していえることは、
「意味づけがはっきりしているキャラ」は非常に
「強い」ということです。
これはたとえばどういうことかというと「ファンが増える」ということは、「理不尽な文句を言う人」が増えてくる可能性をも意味します。大手企業等が必ずこのあたりをきっちりおさえてくるのは、そういったときに「キャラクターが気に入らないという理由だけでそのサービス自体を敬遠する事」などが決してないように、配慮してキャラクターを選定している結果と言えるでしょう。
つまりは、「覚えられやすく、働き者」であるということだけでなく「ケチがつけにくい」「ケチのつけがいあまりない」「とりあえず、そこは問題になりにくい」という効果を期待されているようです。
「あ、またおやじギャグだ」なんて冷めた目で見ないで「あぁ、このキャラ達はがんばって仕事しているんだぁ」といった目で見る癖をつけていると、ご自身のビジネスで何か実際にキャラクターが必要となった時、案外するっといいアイデアが浮かぶかもしれません。
最近では個人の発信するサービスでも、大ブレイクする可能性はおおいにある時代といえます。万が一の「大ヒット」に備えてたとえ小さいキャンペーンであっても「意味づけがはっきりしているキャラを作るクセ」をつけておくとよいと思いますよ☆
やっと更新できたよぉ。。。ほぉ~
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実は最近も続々と新しいサイトのキャラクターが準備されていて、もうまもなくデビューするキャラクターもいくつかあります。
リリース出来次第、また事務所のブログ等でご紹介しますね。
もちろん、「働き者のキャラ達」であることはいうまでもありません(笑)
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「これを人件費に換算すると・・・」(by AllAboutPlofile8/6のコラムより)