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週間読書人( @Dokushojin_Club )新年特大号に寄稿させていただきました。


週刊読書人|新年特大号(12月30日号合併) に寄稿させて頂きました。
【第1部】東浩紀氏ロングインタビュー「日本発の新しい民主主義」
『一般意思2.0』(講談社)創刊を機に~

【第2部】特集=新書のすすめ
※あずま・ひろき氏=哲学者・作家。専門は現代思想、表彰文化論、情報社会論。東京大学大学院博士課程修了。早稲田大学教授。『存在論的、郵便的』で第21回サントリー学芸賞受賞。『クォンタム・ファミリーズ』で第23回三島由紀夫賞受賞。著書に『郵便的不安たち』など

こちらの【第2部】特集=新書のすすめの中に「私のモチーフ」というコーナがあり、9冊の新書が紹介されています。
今号では、9月に刊行された「デザインセンスを身につける(ソフトバンク新書)」のテーマ、すなわちどういった背景でこの企画が生まれたのか?について、本編に含まれないエピソードを含めて書かせて頂きました。少しだけ紹介します。

[週間読書人 新書のすすめ/『デザインセンスを身につける』より]

(略)・・・本当に読むだけでデザインセンスが「5」になれるの? 本書の「セールストーク」に対して、疑問の声があるのも事実です。実際、ツイッターにも「求めていたものと違った」「お手本としてすぐ使えるものではない」というコメントが、いくつか寄せられました。
 本書に「がっかりした」人々が求めていたのは、ステップバイステップという手法なのでしょう。たとえば「シック&エレガンス」というキーワードを与えられ、どんな本を読み、何を食べ、どのブランドを着たらそれになれるのかというような、バブル期に頂点を極めた「ファッションライフスタイルマガジン」の特集記事のような「誰かがうまくいった事例をもとに、人のセンスを借りてくる」というものであったのだと思われます。

 かくいう私も、20年ほど前には若者向け男性誌で、ある靴メーカーの記事広告の担当デザイナーをしていた時期があります。前述の手法を使用して多くの読者を「誑かした」ことを告白しなくてはなりません。・・・(略)

読書好きの方はもちろん、『デザインセンスを身につける』の制作秘話にご興味をおもち頂いた方、ぜひ読んでみてください。

▼週間読書人とは?
読書人は本のスペシャリストが創る専門誌。取り上げるジャンルは文学・思想・学術・芸術からサブカル、コミックまで。著者インタビューや書評、記事で「時代のいま」を切り取ります。『週刊読書人Online』では、毎週金曜日に発行する『週刊読書人』のweb版としてその内容の一部と、onlineだけで読める記事を配信しています。http://www.dokushojin.co.jp/
▼iPad&iPhoneでも読めます。
iPad&iPhoneで読む 【週刊読書人】アプリ登場!
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【編集後記】

早いもので、さまざまなできことがあった2011年も幕を閉じようとしています。

先日、以前の勤め先であった代官山でとあるロジカルシンキング系のビジネスセミナーに参加しました。とてもお洒落なセンスのいい会場で、一足早いクリスマス気分を満喫しつつ、若かりし(まだ、アルマーニ・ヴェルサーチなんかが全盛だった)日のことを思い出しました。代官山のデザインブティック的プロダクションに勤務していたのは、ちょうど読書人で告白している、アパレル関連の販促を担当していた頃です。

ファッショナブルなクリスマスイルミネーションに彩られた町並みを歩きながら(ちょうど転職がその時期だったこともあり)、面接の時に書いた履歴書・・・・そのなかに書いた【この会社に入る目的】という項目をなぜか思い出しました。
「デザインで人をしあわせにしたいから」

そして、当時の社長にこういわれたのです。「まぁ、これで決めた。と、いっても間違いではないよ(笑)」

2011年はつらい出来事もありましたが、素敵な出会いもあり、また、遠い昔、自分の思いであり願いであった「しあわせをデザインというカタチにすること」が叶った年でもありました。

もちろん、「しあわせ」というもののカタチは人によってさまざまです。

「自信に満ちて堂々としている」という状態がしあわせである人(もの)もあれば、「しなやかで優しく、多くの人に愛されている」という状況がしあわせである人(もの)もあります。
そういった、それぞれの「しあわせ」について真剣に考えカタチにしたものが、2011年、私の手から大海へと旅立っていきました。

デザインで人をしあわせにしたいという気持ちは、今も色褪せることはありません。来年も、そしてこれからもずっと、そうありたいと考えます。


今年、お力をお借りしたみなさま、ほんの小さな触れ合いであってもご縁を頂いたみなさまにここで改めてお礼を申し上げます。本当にありがとうございました。感謝します。
2012年がみなさまにとって、輝かしい、そして素晴らしい年になりますように。


2011年12月31日  ウジトモコ
by ujipublicity | 2011-12-31 22:51 | メディア掲載/最近の仕事等
映画『家族ゲーム』(描き文字のトーン・アンド・マナー)
家族ゲーム(1983) - 劇場予告編



鬼才と知られ、数々の話題作を世に残した映画監督の森田 芳光(もりた よしみつ)さんが先日、12月20日に亡くなられました。心よりご冥福をお祈りします。

その森田監督の事実上の出世作となった『家族ゲーム』。ご覧になられた方も多いと思いますが、私にとって、また私の家族にとっての特別な作品です。

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こちらにリンクしているのは、その予告編ですが、見て頂くとわかるとおりタイトル(題字)やスタッフ、キャストなどがすべて手描きのレタリングを使用して書かれており、そのレトロ感というかなんというか味わいのような、人間くさいと言うか、ハイテクノロジーではないタッチが作品全体の雰囲気の演出に多少なりとも貢献していると言えます。もしもこれが「ヒラギノ」だったら?もちろん、この雰囲気とは少しずつ違うものになっていたでしょう。(当時、これを書いている人はじつは私の母なのですが。)

母は無名の人ではありましたが、某局の開局当時から美術デザイナーとして仕事を持ち、家庭や子育てに追われながらも制作プロダクションや出版社からお仕事を依頼される、数えれば20年選手のいわばプロの描き手でした。

当時、まだお若かった森田監督は充分とはいえない制作費の中で、敢えて写植ではなく「手描き」の文字を所望されたと聞いています。どちらかと言えばテクニカルなジャンルに属するベテランの描き手にわざわざ「味わいのある、気の抜けた」文字を書かせて、その作品全体の世界感の完成度を追求されたのでしょう。

当時の現場をご存じの方であれば、「ロール」という長い紙に黒い絵の具?を塗って白い文字を端から端まで書いていく作業は容易く想像出来ることでしょう。が、現在ではとても手がかかりすぎるというか、今では考えられない作業です。

「予告編も全部描いたねぇ。」「それにしてもへたくそな字だねぇ。」
かつての自分の仕事を嘆く母。

私は、母の描いた他の仕事の(上手な)字ももちろん知っていますから、このとぼけた字を描かせ、採用することそれ自体が監督の「センス」ーすなわち作品対するこだわりであり、演出そのもの(トーン・アンド・マナー?)ーだったのではないかと思っています。


名作ですので、ぜひ見たことのない方は一度ご覧になってみてくださいね。

【追記】12/25(日)
→BSプレミアムで森田芳光さんが手がけた映画「家族ゲーム」の放送が決定 - ザテレビジョン
BSテレビでも放映するようですね。ご興味のある方はぜひどうぞ。
http://www.news-gate.jp/2011/1221/35/





家族ゲーム [DVD]





今日はクリスマスですね。
お仕事もまだありますがお時間を頂けたので、そろそろチキンでも仕込みましょうかね。。




みなさんもどうぞよい休日を!メリークリスマス☆
by ujipublicity | 2011-12-24 17:10 | タイポグラフィーとか
ITmedia オルタナティブ・ブログ担当者にメールを送りました。
【経緯】
12月19日、上田修子さんというテクニカルライターの方が、
非公式ドヤRTというもの(書評:「デザインセンスを身につける」)
という記事をITmediaオルタナブログにアップしました。

書評といいながら実際には、「胡散臭い会社の女社長」「ソーシャルメディアをあさましく商売に使っている」など、私のツイートのキャプチャーを無許諾でさらしたうえで、私個人を攻撃する内容でした。

記事の掲載に気づいた担当編集者であるソフトバンククリエイティブの織茂さんがその日のうちに上田さんご本人とITmedia オルタナティブ・ブログ事務局に抗議を申し入れたところ、「特定の個人を誹謗中傷しないこと」「個人が特定できるような記述はしないこと」ということで記事の修正が行われ、その日の夜遅くに事務局から織茂さんに「譲歩した内容であり、しばらく様子を見まもってほしい」と連絡がきました。

しかし、実名と書名こそ伏せられたもの内容はそのままで、モザイクをかけられたとはいえ、キャプチャーや引用された本文はそのままで、十分に私のことを特定できると判断し、20日に改めて私から、ITmediaに抗議のメールを送りました。

すると、明けて21日にすでに訂正済みであり利用規約に反するところなしという趣旨の回答をいただきました。

ITmediaとしてはすでに解決済みのという判断をされたようですが、その後も多くの知人友人から、「攻撃された個人」をご心配いただき、多数のメッセージを頂いています。

ITmedia オルタナティブ・ブログの判断が誤りであると考え、担当者宛に昨晩、再度メールを送りました。
今後の適切な対処に期待しつつ、事実の説明と今回の経緯を読者の方と共有するため、必要な部分に絞って掲載いたします。

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by ujipublicity | 2011-12-22 12:06