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タグ:かごしまデザインアワード ( 3 ) タグの人気記事
【鹿児島のデザイナーさんとコラボ(きじおこわ)】
深刻な人材不足で各所にご迷惑をおかけしておりました弊社(ウジパブリシティー)でございますが、地味に改善努力はずっと続けておりまして、その中でも特出すべき項目のひとつが「鹿児島のデザイナーさんとのコラボレーション」でして。

こちら、先日、完成した「きじおこわ」の題字は、鹿児島在住の書家でデザイナーの松田貴志さんにお願いしたものなのですが
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骨太でワイルドながら温かみを感じる(きじおこわのイメージがそんな感じだったので)題字を「納期と予算ありき」で探していたところ「かごしまデザインオーディション」なるものにお招きいただき、すばらしいプレゼンテーションをしていただいたのがきっかけでこちらご縁をいただきました。

ちなみに、デビュー戦となった「美味しいもの食のフェア(いわき)」では、きっちり、準備した約数百食(※)が好評とともに完売となっています。※すみません、あとできっきり数字を調べます
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松田さんのほかにもこちら「かごしまデザインアワード」の審査員をさせていただくことがきかっけで、様々な得意ジャンルを持つ鹿児島のデザイナーさんとお知り合いになることができました。自分とは違う地域・土壌で、異なるフィールで活躍されている方の作品やお話を伺うのは大変に勉強になりますね。

ちなみに、昨年から着手していて、まだ完成していな新製品でも、鹿児島のデザイナーさんにお手伝いいただいているものがあります。新製品というのは難しいですね。なかなか簡単にできません・・・・が勉強になります!






【「かごしまデザインアワード」の出品のススメ】

ちなみに「コンペには参加しない」「デザイン賞には出品しない」が心情のウジパブリシティーですが、「かごしまデザインアワード」については審査員としての協力以上に、大きく応援しています。

こちらのデザイン賞はいわゆるほかのデザイン賞が「権威付け」「認知度のための出費」に根ざしているのに対し、地元企業の発展地域社会へのデザインによる問題解決を主目的としているからです。

今年の締め切りは、10月31日なんですが。腕に自身のあるデザイナーの皆さん、いまから作ればまだ、間に合いそうですよっ!!
(ちなみに、残念ながらウジパブリティの関係者は出品しても受賞ラインからは外れる可能性が高いのでご容赦くださいませ<(_ _)>)

賞  金賞金総額100万円/最優秀賞50万円
※最優秀賞は企業課題部門より選出されます。
副  賞鹿児島↔羽田 往復航空券(※特別協賛 ソラシド エア)
募集内容課題テーマに沿ったデザイン企画
提 出 物応募用紙、デザイン企画書、デザイン案他 
※第1次選考通過者はプロトタイプの制作または企画書等のブラッシュアップ。
応募方法応募用紙をダウンロードし必要事項を記入の上、企画書等を添えてメールもしくは郵送にて応募
※必ず応募規約を確認、了承の上応募ください。
詳しくは、かごしまデザインアワードのホームページ
をご覧くださいね!


こちら、賞金総額はたかだか100万円ですが、お金をもらうというよりも、地方の優良企業に対して、広告代理店などを通さずにデザイナーが直接取引できるプレゼンテーションの機会投資と考えていただくとよろしいかと思います。

最近、デザイン賞そのものについて「出来レース」などと揶揄されることもあり残念なこともあった一方で、そうでない地道な努力、健全な事業としてのデザイン賞も各所に存在しているということもこの機会にぜひ多くの方に知っていただければ幸いです。


かごしまデザインアワードのホームページ

かごしまデザインアワードのフェイスブック


「きじおこわ」の題字作成 松田貴志さんのフェイスブック



【編集後記】

ちなみに、今年は桜島の噴火(?)の状況などで残念ながら中止となってしまったのですが、こちら関連の「かごしまデザインクリエイティブ総合講座」のカリキュラム開発や講師も担当してます。担当の創企堂さんにはデザイン教育の重要性を深く理解していただき、今後もユニークな講師陣、最先端のデザインスクールカリキュラムなど取り入れていく挑戦を試み中ですので、ぜひこちらも合わせてご期待ください。

良いお天気ですね。皆様どうぞ良い日曜日を☆



by ujipublicity | 2015-10-04 09:10 | 美味しい話
今日から使える実践的3つのデザイン戦略講座(かごしまデザインアワードを終えて)
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「かごしまデザインアワード」の最終審査が終了しました。大賞受賞者は、佐藤春香さん (千葉県)による「鹿児島黒豚の革を使った大人のタブレットケース」鹿児島で黒豚の生産・販売をしているノガミ産業さんによるプロダクトデザインの課題です。

かごしまデザインアワードとは
鹿児島市では、デザイン性を高め、商品・サービスの魅力を消費者にどのように伝えるかを、企業とデザイナーがともに考えるためのオープンな<場>
ということもあり、今回、審査に携わるにあたり「今、求められていてるデザインとは何か」という意味で大変に参考になるところがありました。せっかくなので私なりの視点ですぐに使えそうな3つをご紹介しておきたいと思います。(アワード全体のレポートについては公式ホームページをご覧ください▷http://kagoshima-design.jp/



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「言われたままのデザイン」では市場縮小リスクを避けられない時代に・・・?
1.未来をひらく「市場のデザイン」(Marketing Design)

課題「タブレットのケースデザイン」に対して、多くの応募者がiPadケースのデザインを提案しました。一方で大賞受賞者の佐藤さんは、[タブレット市場の流動性]を指摘。より汎用性の高い「サイジングフリー」なデザインを設計しています。

市場を理解するという事はデザインコンサルタントにとって必須ですが、未来にマーケットが拡大する可能性を拓くデザインを提案することはさらに重要です。「単に受託(請負)するのではなく市場拡大可能なデザインを提案する」ことは、今後ますますデザイン戦略のキーファクターとなりそうです。

これはプロダクツデザインだけではなく、ウェブやコーポレートコミュニケーションも同じことです。デザイン思考などとも言われている分野と重なりますね。



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記号で記号を表すビジュアルコミュニケーションは不利?「何か」や「誰か」に代用させない
2.「アイデンティティデザイン」(Brand Identity)

課題「下堂薗有機農園(お茶)シリーズのパッケージ開発」で企業賞を受賞されたのは、井本 拓夢さん(東京都)。イラストやデザインをあしらうためにクライアント側が用意したパッケージテンプレートに対して「二次的なイラストやグラフィックを飾るのではなく、商品そのもの、つまり茶葉をメインヴィジュアルとすべき」と提言。店頭における優位性に配慮してシンプルで省スペースなパッケージを提案。クリア素材を使用して積極的かつ印象的に茶葉を魅せています。

「ブランディングは終わった」などという過激な言葉を耳にすることもありますが、古典的なパーソナルブランディング手法といわれるもので「有名人と肩を並べて親しそうに写真を撮る」とか「プロフィールに実積や肩書きを最大限に見せる数字や表現を使う」というものは、あきらかにソーシャルメディア全盛の今、最適な戦略とは言えないかもしれません。

ですが、ビジュアルコミュニケーションという領域でのブランドアイデンティティであれば、むしろその重要性は増していると感じます。昨年から登壇しているビジュアルコミュニケーションセミナーなどでも、ソーシャルメディア時代に○○で××を宣伝する事の危うさについては再三お伝えしています。



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造形・構図・色彩が優れているのはもはやあたりまえの時代に・・・?
3.そのデザインは社会に対して良い事をしているか?「社会性のデザイン」(Social Good)

最終プレゼンのあと最終審査がおこなわれたのですが(もしかして審査が揉めるかも?という状況にも配慮して)会場では多摩美術大学教授 佐藤拓郎先生によるキースピーチが行なわれていました。実際には審査はスムーズで、私たちも先生の講演を聴講したのですが、カンヌのアワードを事例としたマーケティングコミュニケーションの領域でも、今まさに同じことが起こっていると感じました。それが「社会性のデザイン」です。

大賞受賞者の佐藤春香さんは、デザイン作成のプレゼンテーションに際し、制作コストを計算。プロトタイプ作成における製造プロセスを公開し、廃棄の可能性もある豚革の再利用方法としてのタブレットケース製品化には、エコや雇用促進の効果があるという数値も公表しました。

デザインのコンペですから、構図や色彩、グラフィックが優れているのは当然です。ですが、鹿児島市の主催というアワードの主旨をきちんと理解し、会場の参加者にとっても明るい未来を想像させるようなコンセプトワークとプレゼンテーションは、大変にすばらしいと感じました。



最後に・・・
いかがでしょうか?自社の商品開発やブランディング・販売促進に役立つアイデアばかりではありませんか?実はこの他にもたくさん紹介したい、優れたデザイン提案がありました。詳細なレポートは、先ほどもお伝えした公式ホームページ「かごしまデザインアワード 2013」で後日、また、発表されると思いますので、ご興味をお持ちいただいた方、ぜひ、ご覧頂ければ幸いです。

かごしまデザインアワード
http://kagoshima-design.jp/



【編集後期】
今回、審査員にはデジタルハリウッド(学長)杉山知之氏日経デザイン編集長 下川 一哉氏もおられましたので、引き続きスクーリングが行われたり、特集記事レポートなども掲載されるかも(?)しれません。ぜひ、何かあるといいですね!

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打ち上げはレトロデザインが素敵な「かごでん」でおこなっていただきました。最終便で羽田から車を運転しなければならなかったので、名物の焼酎を頂けませんでした。(九州/佐賀ご出身の下川編集長は乾杯のビールを飛ばして最初から焼酎www。流石です!)本当に心残りです(笑)。また、ぜひ、ご招集頂ければ幸いです。
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和やかな雰囲気の中で「かごしまデザインアワード事業は継続の方向性」というお話もありました。今後の製品化や参加事業主さまのご発展をますます楽しみにしたいと思います。



※タイトルはほってんとリーメーカーで作成しました。
by ujipublicity | 2014-02-07 19:22 | ブランド構築とアイデンティティ
全国のデザイナーが応募できます![かごしまデザインアワード]
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全国のデザイナーが応募できるデザインコンペ「かごしまデザインアワード2013」が開催されます。
かこしまデザインアワードとは

鹿児島市では、デザイン性を高め、商品・サービスの魅力を消費者にどのように伝えるかを、企業とデザイナーがともに考えるためのオープンな<場>として、「かごしまデザインキャンプ」を2012年から開催しております。ここでは、デザインの現場で活躍するゲストを迎えて、デザインと商品開発の関係を学ぶセミナー等を開催し、これらを通して、自社商品そのものやパッケージ、広告など多様な分野のデザインの重要性を企業が、また商品の魅力を伝えるために必要な複合的な視点のあり方をデザイナーが、それぞれ理解しながら両者で新たな価値の創造を図ります。また、今回、鹿児島市内企業の提供する商品デザイン課題に対し、全国のデザイナーから作品を募集する「かごしまデザインアワード2013」を開催いたします。鹿児島の特産品をはじめとする有望な資源をより輝かせるためのすばらしいデザイン案を全国の皆様よりお待ちしております。

おそれおおくもご高名な先生方と一緒に審査員を仰せつかっております。
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もちろん、鹿児島の出店企業の方が「デザインのおかげで利益やブランドや知名度が上がった!」「もっとデザインに力を入れたくなった!」といって喜んで頂けるような力作を推してきたいと思います。

すでに、募集は開始しているようです。

アワードのスケジュール

8月1日(木)作品募集開始
11月29日(金)11月29日(金)募集〆切(必着)、第1次審査開始
12月20日(金)第1次選考通過者発表、制作物受付開始
1月上旬第2次審査
1月20日(月)第2次選考通過者発表
2月上旬第2次選考通過者による最終プレゼンテーション審査(公開)、最優秀賞の決定、表彰式


詳細はこちらからどうぞ。
▽かごしまデザインアワード2013
http://kagoshima-design.jp/

プロダクトデザイン、パッケージデザインなどが課題です。腕に自身のあるデザイナーの方、ぜひふるってご応募ください。



【編集後記】
鹿児島には雄大な自然と美味しい食がたくさん。先日、始めて伺ったのでまだまだ見どころは沢山ありそうですが、観光地としてもとても魅力的。東京や九州以外のデザイナーの方もぜひ。地方の優良企業のブランディングやデザインのお仕事の契約が取れたら素敵ですね!出張も愉しくなりそうです(笑)


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それでは、みなさんもどうぞ良い週末を☆
by ujipublicity | 2013-08-30 16:41 | デザインセミナー