最近書いた記事の、バランスの話で思い出したのがこの本。
他の媒体でも以前書いていますね。
Balance in Design 美しくみせるデザインの原則
「黄金比が調和を生み出す力は、全体の中の別々の部分を、それぞれの独自性を保ちながら、全体というより大きなパタ–ンに溶け込ませるという形で、統一することができるというユニークな能力により引き起こされる」
ジョージ・ドーチ『The Power of Limits(制約の力)』
極端な言い方をすれば、デザインの完成度や品質というものは、
ーもしもコンセプトがあって、モチーフが決まっているデザインであるならばー
『バランス』をどうするか、ガツンといくのか、すっきりするのか、そのゴールのための「調整」にかかる手間と時間にどれだけ真剣に向き合えるかというような、そんな勝負なのかもしれませんね。
【以前の関連記事はこちら】
アンバランスのバランス力:使える「デザインセミナー」何か増えたら、そこに力が生まれ、圧迫が生まれます。同じように何か減ったら、また、バランスが崩れて、そのままではしんどくなるのです。
幾何でデザインセンスをアップ?! - ウジ トモコ - コラム [All About プロファイル]1)目の前にあるものを「自分自身の視覚」で判断・決定する技術
2)形のないものを絵にする「可視化」の技術
というビジネスシーンで重要極まりないスキルを、
「学校で習った記憶がある」という方はいらっしゃるでしょうか。
Balance in Design 美しくみせるデザインの原則