「私、大きくなったら文房具屋さんになりたい」
まだ、小学校の低学年の頃だったと思うのですが、こんなことを言う私に母はこう答えたそうです。
「文房具屋さんは、売るのが商売だから、自分では使えないし、作れないのよ」。
事務所を訪れる、インターンの学生さんで、たまに「私はデザイナーに向いているでしょうか」「アーチスト向きなのでしょうか」と真剣に相談される事があります。
そんな時はこう答えています。
「たとえばね、○○さんがね、自分の作った物がいろんな媒体、紙とかウェブとか商品パッケージになったところを想像してみて?」
「はい」
「楽しい?」
「はいっ!!」
「じゃ、デザイナー向きでしょ、間違いなく!」
文房具屋さんになっても、今思えば、デザインは出来たかもしれませんね。でも、文房具以外にもデザインができると言う事で、やはりデザイナーが最高なんですね。私にとっては。。。
ということで、今週は名刺や封筒類の納品もなんとかできて、あとは会社案内とウェブ(もちろん、昨日とはまた違うクライアントですが!)。次々にサンプルが届き、そのたびに(使えないけど)めっちゃうれしい訳です。たまりませんねー。なんかこう、味方が増えるというか・・・、城壁を固めているような感触がありますね、ブランディングには。がんばって、役に立ってこいよー!と、娘を嫁にだすような気持ち?ちょっと、違うかなぁ。でも、つくづく思うのは・・・・
やっぱり、フルメディアで展開しないと!!ってことですかね。
視覚マーケティングになりませんからね☆